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効率的かつ短期的にサッカースキルを伸ばしたい時にオススメ!? はじめての個人レッスンレポート

効率的かつ短期的にサッカースキルを伸ばしたい時にオススメ!? はじめての個人レッスンレポート

サカママ読者のみなさま、こんにちは。7歳と4歳の二人の子どもを持つ、サカママ歴4年目のReikoです。一瞬で4月が過ぎ去り、早くも5月に突入。サッカー三昧のゴールデンウィークが落ち着いたと思いきや、息子のチームは公式戦がスタートしました。子どもたちだけでなく、サカママパパも緊張感のあるサッカーライフが続いているご家庭も多いのではないでしょうか。

我が家も「公式戦」となると、息子自身普段とは違うスイッチが入るのか、自主練に対して前向きな姿勢が所々で感じられます。「やる気スイッチが入ったときがチャンス!」と思い、前々から気になっていたサッカーの個人レッスン(パーソナルトレーニング)をお願いしてみました。今月のコラムでは、個人レッスンを申し込むうえで、どのようにコーチを探すのか、予約から当日のトレーニングまでの流れなど、実体験をもとにレポさせていただきます。

ポストコロナ時代のニューノーマル!?

自分自身が子どもだった頃、運動系の習い事で個人レッスンをしてもらうなんて夢のまた夢。しかし、時代は変わりました。コロナ禍を機にオンラインレッスンが一気に普及し、そこからさまざまな習い事の個人レッスンサービスが増え、今では誰でも簡単にマンツーマンレッスンを受けられる時代になりました。

個人レッスンの特徴

サッカーの個人レッスンは文字通り、コーチと子どものマンツーマンレッスンです。通常スクールではコーチが10人以上の子どもたちを見るのに対し、個人レッスンは1対1でコーチを独占できます。そのため子どもの特徴、得意不得意、今重点的に伸ばしたいエリアなどを加味しながら、子ども一人ひとりにカスタマイズされたトレーニングメニューを実施してくれる点が、スクールと一番大きく異なります。個人に特化したスキルや戦術を教えてもらえるため、通常のチーム練習とはまた違った視点での学びがあります。

多くの場合、練習を行う場所や時間帯、練習時間の長さも自由に決めることができ、週末は基本チーム活動がある我が家にとって、チーム練習の合間にお願いすることができたのもプラスのポイントでした。個人レッスンの価格は4,000~15,000円くらいが相場で、スクールと比較すると割高感はありますが、1回のレッスンから得られるものは多く、効率的かつ短期的にスキルを伸ばしたい場合はおすすめです。

コーチ選びのポイント

たくさんの個人レッスンサービスがあるなか、どのコーチにお願いすれば良いのか、私自身もだいぶ悩みました。知っているコーチにお願いするのが一番安心と思い、個人レッスンをお願いする前に、気になっていたコーチの単発スクールに参加してみることにしました。

事前に参加したことによって、そのコーチが何を得意としているのか、子どもとの相性はどうなのか、どのような指導スタイルなのかを確認することができ、安心して個人レッスンもお願いすることができました。どうしてもインターネット上のコーチ紹介文だけでは、限られた情報しか得られません。少しでも事前にコーチのことを知るために、Instagramで指導風景(とくに動画)をアップしてくれている場合はとても参考になるので、チェックをおすすめします。

予約からレッスン当日までの流れ

コーチが決まれば、次はレッスンの予約です。インターネットの申込フォーム、ダイレクトメール、LINEなど、さまざまな予約方法があります。今回お願いしたコーチはLINEでの予約でした。

日程のすり合わせを行い、練習場所を決めるうえでアドバイスをもらいながら、今回は自宅から近い広い公園でレッスンをしてもらうことになりました。場所は公園に限らず、フットサルコート、体育館、海の砂浜など、希望に沿った場所で開催してもらえるのも個人レッスンならでは。時間も縛りはなく、生徒さんの中には平日学校に行く前の5:30から朝練を毎週している子もいると伺い、驚きを隠せませんでした!

当日はレッスン開始前に、今回何を重点的に教えてもらいたいかヒアリングをしてもらったうえで、いざ練習開始。分かりやすい丁寧な指導はもちろんのこと、良いプレーを目一杯褒めてくれるので、普段サッカーで褒めてもらうことがなかなかない息子にとっては、自己肯定感が高まり、結果的に自信もついた一日となりました。終わった後は「毎週レッスンをお願いしたいな~」と、贅沢なことを息子が呟いていたのが印象的でした(もちろん毎週なんて贅沢すぎて無理です)。

個人レッスンはあくまでも一つの選択肢

短期間で個人スキルを伸ばしたい、時間や場所に縛られず自分の好きなタイミングと場所でサッカーがしたい場合、個人レッスンは選択肢の一つとして非常に魅力的です。今後も自主練で行き詰まってしまったときや、子ども自身にやる気スイッチが入ったとき、誕生日プレゼントとしてなど、特別なタイミングで利用させてもらいたいと思いました。

どんなに素晴らしい選手でも、1回の練習で完璧になることはありません。日々のチーム練習や今回の個人レッスンで学んだことを自主練でしっかりとアウトプットし、努力を続けることがスキルアップへとつながります。選択肢が多いこの令和の時代だからこそ、子どもにあった練習方法を見極め、サッカーを楽しみながら成長できる環境づくりを意識していきたいですね。

今月も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。来月からまたカメラのお話しに戻りたいと思います。来月お会いしましょう!

Special Thanks to Coach Shota!!

WRITER PROFILE

Reiko
Reiko

サカママ歴3年目の2児(小1長男、4歳長女)の母です。
自分自身もゆるくフットサルを20年以上続けています。息子がサッカーを始めたタイミングでカメラ沼にはまり、週末はバズーカレンズを首からぶら下げながら、息子のサッカー追っかけをするのが今一番の楽しみです。コラムでは「サッカーと写真」を主テーマに、様々な角度からアプローチしていこうと思います。