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高校サッカー強豪校と連携するクラブチームに注目!

高校サッカー強豪校と連携するクラブチームに注目!

高校サッカー部とジュニアユース(中学生年代)のクラブチームが連携して、一貫指導を行っているケースも増えています。全国屈指の強豪校「流通経済大学付属柏高校サッカー部」と連携する「クラブ・ドラゴンズ柏」の宮本 毅監督に気になるあれこれ、聞いてみました!

クラブの体制について教えてください

クラブ・ドラゴンズ柏は流通経済大学、流経大柏高校の下部組織です

2010年に流通経済大学付属柏高校サッカー部(以下、流経大柏高校)を強化する一環として「クラブ・ドラゴンズ柏」は発足。流経グループとして、流通経済大学、流経大柏高校、クラブ・ドラゴンズ柏U-15・U-12を展開、さらに4年前に流通経済大学付属柏中学校が開校し、サッカー部が創設されました。クラブ・ドラゴンズ柏は、県リーグより上の関東リーグに所属しています。

どういった指導が高校と一貫していますか?

高校と同じく強度の高い練習を行い、 “流経らしい”プレーが出せるように指導

前からのプレス※1や球際※2が強いのが、流経大柏高校のプレースタイル。私自身、流経大柏高校のスタッフにも入っているので、それをよく理解しています。クラブ・ドラゴンズ柏でも、そのスタイルを信念として、“流経らしい” 特徴を出していけるように指導しています。また、流経大柏高校と同じように、毎日強度の高い練習に取り組んでいるのも一貫指導の1つだと思います。中学年代は、身長や体格の差が大きく出始める時期。それを言い訳にせず、どんな工夫ができるかを問いかけながら、選手たちが主体性を持って取り組んでいるかを見ています。

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成長曲線より、特長を持っているかがポイント!

クラブ・ドラゴンズ柏のセレクションでは、プレーが上手い、身体が大きい、足が速いなど、何か一つ特長を持っているかが大事になります。それを武器にして戦力になるよう育成したいと思っているからです。成長度合いは個人差があるので、成長曲線にこだわったり、早熟な子だけに目を向けず、特長をどう伸ばせるかを考えながら見極めています。

高校と連携している強みは?

優れた施設や環境が整い、高校生のレベルの高い試合を間近で見て習得

プレミアリーグやプリンスリーグなど高校の大会の試合が、毎週のように流経大柏高校のグラウンドで行われています。その試合をスタンド脇で、高校生と一緒に選手たちも応援。一番多感な時期だからこそ、高校生のレベルの高い試合を目の前で幾度となく見ることで、選手たちは「こうすればいいんだ」「ここまで身体をぶつけないといけないんだ」など吸収することができるのです。さらに、試合を観戦した後すぐに練習できる環境があるため、より習得率が高くなっているように感じています。日々の練習は、流経大柏高校のグラウンドで行い、流通経済大学のフットボールフィールドを使用することもあります。流経グループの第3種(中学年代)に所属しているからこそ、優れた施設や環境も整っています。

高校サッカー強豪校と連携するクラブチームに注目!

流経大柏高校への進学は、セレクションで決まるのですか?

クラブからの推薦か高校からのスカウトで決まります

流経大柏高校と同じグラウンドで毎日練習をしているので、高校のスカウト陣は中学1年生の頃から選手たちをよく見ています。また、頻繁に選手の情報を共有していることもあり、進学するためのセレクションは行っていません。我々が推薦するケースと、高校からのスカウトで決まる場合があります。

クラブ・ドラゴンズ柏から流経大柏高校へ進む割合は?

昨年は最も少なく3名が進学。インターハイ予選では出身選手がピッチに

クラブ・ドラゴンズ柏には1学年28名ほどの選手がいて、ほぼ全員が流経大柏高校に進みたいという思いで入部してきます。U-14になると進路指導を始めるのですが、その気持ちは変わっていない子がほとんど。でも、全員が進学できるわけではありません。 2026年度、流経大柏高校に在籍している選手のうち、1年生3名(58名中)、2年生と3年生各5名(各44名中)が進学。昨年の3名が最も少なく、8名ほど進学した年もあります。6月に行われたインターハイ予選の決勝では、ピッチに4人、ベンチに1人、クラブ・ドラゴンズ柏出身の選手が入っていました。なお、流経大柏高校に限らず、毎年選手の9割程度はサッカー推薦で全国の強豪校に進学しています。

練習風景

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マナーを守って応援を!

親が過保護になりすぎたり、先回りをして答えを教えてしまうと、子どもは自立できず、伸びなくなってしまうのです。生きる力や考える力、前進する力を育むためにも、サッカーのことは口出しせず、見守ってあげてほしいと思います。また、最近、試合を観戦する親御さんの中に、熱くなるあまりレフリーの判定に抗議をしたり、感情的になっている方を見かけます。マナーを守って、子どもたちを応援してほしいと思います。

流経大柏高校へ進学している選手の特徴は?

誰にも負けない武器を持ち決意と目標があること

流経大柏高校はトップクラスの学校なので、最低限のサッカースキルは必要ですし、アベレージではなく、誰にも負けない武器を持っている子が進学しています。何より「流経大柏高校で最後まで頑張る決意ができている」「高校を出た後の目標が明確になっている」ことも大事になります。それがしっかりしていないと、入部することが目標にな ってしまい、その後、頑張らなくなってしまう場合があるからです。

Pick up! 強豪校と連携しているクラブチーム

新潟県 長岡JYFC→帝京長岡高校

帝京長岡高校
©野口岳彦

茨城県 カシマアカデミーFC→鹿島学園高校

鹿島学園高校
©金子悟

京都府 Wizards Football Club→京都橘高校

京都橘高校
©安田健示

福島県 SHOSHI FC U-15→尚志高校

尚志高校
©藤井隆弘

大阪府 RISEISHA U15→履正社高校

履正社高校

埼玉県 FC LAVIDA→昌平高校

昌平高校

栃木県 矢板SC→矢板中央高校

矢板中央高校
©野口岳彦

兵庫県 エベイユ フットボールクラブ→神戸弘陵学園高校

神戸弘陵学園高校
©安田健示

茨城県 F.C MEIVAL→明秀日立高校

群馬県 MSCジュニアユース→桐生第一高校

写真提供/クラブ・ドラゴンズ柏

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