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“トレーニングのしすぎ”を防ぐには、どうしたらいい?

子どものトレーニングのしすぎを防ぐために、サカママとしてできることを解説。何事も“やりすぎない”のが基本です!

適切な練習時間を知っておこう!

サッカージュニアにとって1週間あたりの練習時間は「年齢を超えないこと」が推奨されています※。例えば8歳なら週に8時間まで、10歳なら週に10時間までが適切な練習時間に。また、合宿などでどうしても練習時間が増えてしまう場合は、週あたり16時間未満が望ましいと言われています。この時間を参考に、子どもが練習をしすぎていないか一度確認してみるといいでしょう。適切な練習時間を知っていれば、もしもチームの練習量が多かったときにも気づくことができるはずです。

※参考:米国小児科学会、全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)

“トレーニングのしすぎ”を防ぐには
どうしたらいい?イメージイラスト

元気がないのがシグナル

子どもがサッカーに行く際、「いつもより元気がないな」「足取りが重そう…」と感じたら、練習のしすぎなどからメンタルが弱っている場合があります。そんなときは「どうしたの?」と声をかけ、話しやすい雰囲気をつくってあげて。そこから遡って聞いていけば「サッカーに行きたくない」など、本音をぼそっと口にする瞬間があるはずです。気を遣ってしまう子の場合は、親を困らせたくないという思いから本音を言わなかったり、ウソをついてしまうことがあるものの、決して責めないように。

“トレーニングのしすぎ”を防ぐには どうしたらいい?イメージイラスト

膝・かかと・腰の痛みを見逃さない

子どもが、膝、かかと、腰を痛がっていたら、練習のしすぎによってジュニア年代特有のケガを起こしている場合があるでしょう。膝のまわりやかかと、背中~腰には成長軟骨が残っていて負担がかかりやすいので、日頃から注意して見ておき、痛みがあれば休ませるように。また、筋肉が硬いとケガにつながりやすいので、子どもには「ケガを防ぐためにストレッチをすることが大事だよ」と、日々のケアの大切さを伝えてあげて!

“トレーニングのしすぎ”を防ぐには どうしたらいい?イメージイラスト

膝やかかとに痛みが生じたらどこへ行けばいい?

子どもが膝やかかと、腰が痛いといった場合、整骨院に連れて行く方も多いのではないでしょうか。その前に、まずはスポーツのケガに特化した「スポーツ整形外科」を受診してほしいと思います。そこで症状を診てもらい病名がわかれば、その後、整骨院に行った際もどんなケアをすればいいのか明確になるからです。なお、街にある「整形外科」はスポーツのケガには詳しくない場合があるので注意を。

サッカーを休む日を決めよう!

適切な練習時間を目安に、週の中でサッカーを休む日を決めるといいでしょう。その日は、できるだけ身体を休ませることが大事です。ただ、スイミングなど他のスポーツの習い事はダメと考えるのではなく、サッカーの練習量や時間を考慮して、バランスが調整できれば大丈夫。どうしても大会前などは練習がハードになってしまうことが多いので、月に1回はスケジュールを見直して、トレーニングのしすぎにならないように調整するといいでしょう。

パフォーマンスが低下していたら原因を考えて!

試合でミスが増えているなどパフォーマンスの低下が続いていたら、練習のしすぎが要因なことも。子どもは口にしなくても過度な負荷により、かかとや膝などに痛みが生じていたり、メンタルの不調からやる気が起きずミスにつながっている場合があるのです。ただし、小学校高学年頃からの成長期は、骨と筋肉の成長が一致せず、身体を思うように動かせなくなる「クラムジー」が起きて、パフォーマンスが下がってしまうことも。ミスを指摘するのではなく、その要因に目を向けることが大切です。

“トレーニングのしすぎ”を防ぐには どうしたらいい?イメージイラスト

子どもと向き合い許容量を見極める

子どもにとっての許容量を知り、練習のしすぎを防ぐには、日頃から子どもと向き合い、話を聞いてあげることが何よりも大切です。アドバイスをするのではなく、「何かあれば、いつでも話を聞くね」というスタンスで、ときに背中を押してあげるようなサポートを心がけて。また、練習のしすぎにより気持ちが不安定にならないためにも、頑張っていることは褒めてあげて、上手くいかなかったときには「大丈夫」「次はできるよ」と応援しながら、温かく見守ることが大事です。

睡眠時間をしっかり確保

ジュニア年代に必要な睡眠時間は、1日9~12時間と言われています※。トレーニングのしすぎを防ぐためにも、生活の中で睡眠時間を優先させるといいでしょう。睡眠時間が十分とれていれば、集中力が安定し、ケガを防ぐことにもつながります。平日の睡眠時間が足りていないからと、休みの日に寝すぎてしまうと生活リズムが乱れてしまうので、日々、睡眠時間を確保するようにしましょう。大人のスケジュールに子どもを合わせてしまうと睡眠不足になってしまうので、くれぐれも気をつけて。
※参考:厚生労働省

練習のしすぎで筋肉痛が続くのはウソ!?

子どもが筋肉痛を自覚し始めるのは8歳の頃。ただ、同じ強度の刺激を与え続けていると繰り返し効果により筋肉痛はなくなっていくため、練習のしすぎで「筋肉痛が続く」という状態にはならないのです。とはいえ、日頃からマッサージをすることは大事。親御さんがやってあげるのではなく、ゴルフボールなどを使って子ども自身で行うように促して!

イラスト/アキワシンヤ

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